演劇か…

2004年11月18日
幼稚園時代、なぜかおゆうぎの劇では悪役をやらされた。
主人公サイドは複数だったが、悪役サイドは常に一人か二人であった。
ゆえに、目立った。

中学時代、文化祭の劇には率先して出た。
理由はとくにない。
オブジェ製作が嫌だったというのもあるかもしれない。
なぜかこちらでも悪役をやることが多かった。何故だ。

高校時代、演劇部の助っ人として何回か演劇に出た。
友達が出てたから毎回公演も見に行っていたし、十分声も出るしね。
役柄は悪役ではなかったが、
ジジイ⇒ジジイ⇒おっさん
なんだこのコンボ。俺はそこまで老けてんのか。

演劇を見るのは嫌いじゃない。
そして演技をするのは好きだ。
演技のため羞恥心を捨てることなど造作も無いことだ。
観客の眼など気にならない。
演技をしている俺の眼に映るのは、舞台の上の仲間と、客席の天井のみ。
役に入り込み、自分を捨てることも容易なことだ。

つまりそれは現実逃避。
世界から遮断された別の世界に入り込みたかった。
今思えばそういうことだったのかな。

歌を歌うのも好きだけれど、
それも歌っている間は他の事を考えなくて済むからとかそういうことかもしれない。

本を読むのも好きだけれど、
それも読んでいる間は他の事を考えなくて済むからとかそういうことかもしれない。

俺にとって全ては現実逃避。
じゃあその現実って何なんだ。

わからない。
わからないけれど、
俺はこれからも本を読むし、
歌を歌うし、
機会があれば演技もするだろう。

…だからってYAGの体験入学とかしないよ?
たとえ学費が返還されるとしてもしないよ?

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