第四回ファンタジア大賞審査員特別賞受賞作。
イラストは九月姫さん。
ブックセンターいとうで100円で売っていたので購入。
以前見たとき（調べてみたところ11月だった）amazonのユーズド価格が1000円オーバーだったのを思い出して買ってみました。
いまみたら58円orz
俺に背取りは無理ですなw
まあいいか。面白いし。
主人公北浜雄一は物心ついた時から隣りに住んでいる立野徳湖に青少年の純な心につけこまれてまんまと騙され、調味魔導継承者の争いに巻き込まれる。 調味魔導とは人間の五感の中の味覚によって超人的な能力を発揮させる魔術なのだ。
なんとか調味魔導の達人銀山との戦いに勝利した雄一と徳湖であったが、その事件を期にさらに五感魔術の争いに巻き込まれていくのだった。
「さっぱりとしたアスファルト」味のソボロ、加速状態での意識の流れを描写した「思考の疾走」等特殊な表現が続出するすごい小説。これぞライトノベル！って感じ。なまたさう。
作者のろくごまるには「封仙娘娘追放録」も書いているが、どうも4、5年新刊が出ていない。夏発売の予定と書いてあったのだが、ろくごファンに夏は来ないのだった。
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