ISBN:4103971053 単行本 恩田 陸 新潮社 2004/07/31 ¥1,680
おそらく、何年も先になって、やはり同じように呟くのだ。
なぜ振り返った時には一瞬なのだろう。あの歳月が、本当に同じ一分一秒毎に、全て連続していたなんて、どうして信じられるのだろうか、と。
全国の本屋さんが選ぶ今年一番おもしろかった本、それが本屋大賞。
そして、その第2回本屋大賞を受賞した作品がこの『夜のピクニック』だ。
「歩行祭」とはとある進学高校の生徒全員が夜を徹して80キロを歩くという、高校生活最後の一大イベントだ。
ただ長い距離を歩いているというだけなのに、
登場人物たちの感情の揺れ動きに心が乱され、
会話の一つ一つが甘く、切なく、苦しく感じる。
俺は弱いなあ…
ジャンルとしては青春小説。…こっ恥ずかしいジャンルやなぁ…
しかしこの本をそれ以外にあらわす名称を俺は知らない。無知なだけかな。
だがまさに青春小説だ。
青春というものをしっかりと感じとることが出来なかった自分の高校時代に思いを馳せつつ、電車の中でこの本を読みながら目を潤ませている俺なのでした。
だってあるこーる入ってたんだもん!
だって夜だもん!
そりゃ感情も高ぶるさ!
また明日も最初から読んでみよう。
おそらく、何年も先になって、やはり同じように呟くのだ。
なぜ振り返った時には一瞬なのだろう。あの歳月が、本当に同じ一分一秒毎に、全て連続していたなんて、どうして信じられるのだろうか、と。
全国の本屋さんが選ぶ今年一番おもしろかった本、それが本屋大賞。
そして、その第2回本屋大賞を受賞した作品がこの『夜のピクニック』だ。
「歩行祭」とはとある進学高校の生徒全員が夜を徹して80キロを歩くという、高校生活最後の一大イベントだ。
ただ長い距離を歩いているというだけなのに、
登場人物たちの感情の揺れ動きに心が乱され、
会話の一つ一つが甘く、切なく、苦しく感じる。
俺は弱いなあ…
ジャンルとしては青春小説。…こっ恥ずかしいジャンルやなぁ…
しかしこの本をそれ以外にあらわす名称を俺は知らない。無知なだけかな。
だがまさに青春小説だ。
青春というものをしっかりと感じとることが出来なかった自分の高校時代に思いを馳せつつ、電車の中でこの本を読みながら目を潤ませている俺なのでした。
だってあるこーる入ってたんだもん!
だって夜だもん!
そりゃ感情も高ぶるさ!
また明日も最初から読んでみよう。
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